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TOP > はなまる補聴器専門店 サービスメニュー > シーメンスからの新製品発表 バイナックスは凄い補聴器なのです
ただ、何でこんなに小さいのに値段が!?と思う方は多いはず
では、なぜ?という部分にお答えしようではないか?と思ったわけでして
それを誰にもわかるように簡単に説明しましょう
まずマイク、について
マイクパーツ→役0.6~0.2mm このサイズで、
遠くはなれた人の音声を捉える能力が存在します
↓
こういったスタンドマイクの大きさでよければ いくらでも性能は上がるんですがね
0.5mm程度で、このスタンドマイクより高い集音能力が無いといけないんです
通常会議でも、『もっとマイクに顔を近づけて!話せ!』なんて言われますね?
顔を離すとモヤっとした声になってしまったり...
基本レベルは、それ以上の性能でなければならないということなんです しかも人の声だけではなく周囲の騒音も均等に捉えるという能力を持ち合わせております
次にスピーカーです これも、とにかく小さいんですよ
近年はRICという補聴器の普及でそのスピーカーが見えるようになりました
このスピーカー、 写真は50というサイズと60というサイズです このほか40、45、50、55、60、65、70、75、その他特殊な物 大きさの違う物が存在し その大きさが違うことで、音の出力が変化します
よく補聴器で、聞こえ方に合わせて買わないといけませんよ! というのは、
機種や価格は関係がなく このサイズがきちんとあったものを買ってくださいということなのです
そして、このスピーカー自体が2mm程度から8mm程度 特殊な大きい物ですと2センチ程度の物もあります
このスピーカーで250hz~10000hzまで、音を表現します
10000hzって少ないのではないか?と 少しオーディオを知っている方なら少ないという表現もでるかと思います
例えばDVDは22000hzまで再現なんて書いてありますからね
実は再現するというのはブザーみたいな装置なら可能というだけで
スピーカーからは実質8000hz程度しか出ていません
生の耳は20hz~20000hzまで
補聴器は、社会的に有効に活かすことが出来る範囲 ~10000hzの範囲を再現します 1990年頃ですと、~4000hz程度でした 時代とともに、周波数が高い物を表現出来るようにのなりました
それを、これだけ小さな物で、5オクターブ~7オクターブまで表現するわけです 音楽がわからない人に説明すると ドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシ という所まで音を表現する優れ物なのです
通常スピーカーでも
二つのユニットで行ってた物を
キーボードのキーの4分の1程度のサイズで行います
メインユニットのアンプ
音が入って、→デジタルに変換→音響処理→アナログ音に変換→スピーカー出力
この音響処理は 入力した音の成分
一般的にノイズと言われる音を検出します
人の会話の周波数波形だけをピックアップし 最適な聞こえ方へ変換作業をします
更に、人の会話する方角の音だけを受け入れる指向性処理
目の前に向いた音だけをピックアップしたり 人の会話音声が自分に向けられた物を主体に補正を行ったりする
この作業を行いますが
これらの一連の作業を 一瞬で行います
そうしないと、人の発した声が入ってきてゆっくり再生すると エコーがかかっているようになって聞こえ難くなる
オーディオですと、処理する速度は必要ありません (音声が発するタイミングを測る必要が無い為) ラインなどでの通話のように相手が発している間 コチラからの声が届かないとかでも困りますね
出来るという広告や表示が凄いのではなく
このマイクロコンピューターが搭載されているから
『イロイロ性能を盛り込める』ということなのです
更にそれを『補聴器専用電池のたった1.5V』で動作させる
1粒で手前から約20日~2週間、真ん中が10日~1週間、一番右奥が4日前後価格は目安として6粒はいって300円程度です 参考までに電池の色オレンジ、茶、イエロー、その他に青もあります この色は世界共通となります 音声を発する物で1.5Vで動く物なんて、 普通にアナログ時代には考えられない物なんです ランニングコストも押さえるように 非常に低価格の電池で動く 大事なことなのです
その為に、1980年代の頃などは配線に金を使ったり 極限まで電気抵抗を下げる努力を行ったりして もう30年も経つとですね
小中学生の理科電気の実験で
配線が2倍太いと、抵抗も半分になるとか
長さが半分だと、抵抗が半分になる と教わりましたね?
とにかく小型化することが出来れば抵抗が減りますので
1.5Vでも動作するようになるんです
この真ん中の金色のところがそのマイコンチップなのです
金よりグラム単価は高いかも^^;
そして補聴器は、 壊れたら嫌ですよね?
むかしは、水に触ったらもう補聴器は終わりでした
でも昔はこういう技術はなくすぐ壊れてはいたのですが
その為の ナノコート
表面も内部もナノレベルのコーティング
補聴器をサビや水分による故障から守ります
という記載が補聴器屋さんにサラッと書いてあったりするんですが
簡単に書くと、補聴器本体全部コーティングされていますよ!ということです メインユニットだけではありませんよ ということを覚えてくれると良いかと思いますが まず補聴器の本体全てを 圧力釜にかける そこにナノコート剤を噴霧することで
電子パーツの隅々までコーティングされる
補聴器の用途は日常です
運動もすれば汗もかきます、おでかけの時に途中で雨が降ったり
使用者は1日補聴器を8時間から15時間ほぼ毎日の利用になっていく傾向があります
壊れるんじゃないか?とか意識して使いたくは無いですよね?
日常の相棒になるわけさ ただでは壊れない物を作っていくこと
大事なことだよね^^
ただね腐食や、汗による干渉、振動や、衝撃、溶剤など
マダマダ守り切れないものはあるので
壊そうと思えば、壊れます ナノコートしてあるとしても大切に使ってください
はなまる補聴器さんならではの
バイナックス新製品の特徴の紹介でした^^